専門医・認定医について
Specialist
日本矯正歯科学会の認定医というのは日本全体の矯正医の1割程度しかいません。
当クリニックでは矯正専門の認定医としての知識と
多くの経験に裏打ちされた矯正治療を受けることが可能です。
日本矯正歯科学会の認定医資格を得るには、
以下のような条件をクリアする必要があります。
日本矯正歯科学会に会員として5年以上在籍すること
各大学の歯学部(矯正歯科)において2年以上の臨床研修(研修制度)を受け、かつ同学会の矯正指導医のもとで3年以上の専門知識の習得、専門性を身につけること(治療経験、治療技術の担保)
日本矯正歯科学会の発行する学会誌に論文を提出・発表すること
日本矯正歯科学会が行っている試験に合格すること
日本矯正歯科学会の専門医資格を得るには、
以下のような条件をクリアする必要があります。
日本矯正歯科学会に会員として12年以上在籍すること
矯正認定医の資格を取得してから10年以上経っている、
かつその間2回以上の更新者であること
10年以内に臨床に関する著書、論文、学会での発表のいずれかがあること
日本矯正歯科学会が定める10の治療例を提出することに加え、治療基準を満たすこと
試問審査をクリアすること
また、試験に提出をする治療例については、
事前に患者さんに承諾(サインをいただくこと)を得ることが必須とされており、
つまり、ドクターと患者さんの関係が良質なものであることもあわせて
審査員へ理解をしてもらう必要があることがわかります。
現在の日本では歯科医師として国家試験を合格し、免許を持っていれば、どの科目も標榜できるという法律になっています。
ただし、冒頭でもご説明した内容ですが、大学時に既に矯正歯科と一般歯科では勉強をする内容が異なるため、いずれの治療も一人の医師で行うことは不可能ではありませんが、かなりの時間を技術の習得に充てなければ難しいと言えます。
加えて、一般的な歯科医院で、インプラントも矯正も、もちろんむし歯治療なども含めてすべて一人の医師が行っていたとしても、患者さんは当然すべての技術が高いレベルのものであると認識するはずです。
つまり、患者さん側から見たときの医師の技量を判別、判断することは困難といえました。
一方で、近年では、これまで常識とされてきた矯正治療に加えて、様々な考え方の矯正の治療法が出てきていることも事実です。
例えば、子供のための歯列の矯正で近年注目されているのが悪習癖の改善を促すプログラムです。そのプログラムを推奨される先生方もいらっしゃいますし、全く勧めない先生もいらっしゃいます。
はたまた永久歯の抜歯をしたがらない先生や、逆に絶対に抜かないということを信条にされている先生もいらっしゃいます。このように矯正に関する考え方は、専門医、認定医という一定の基準もありながら、新たな治療法が多く生まれてきています。
もし患者さんの中で、矯正のことでお悩みであれば
当クリニックの考える最適な治療法を
ご提案しますので
お気軽にご相談ください。